初日の舞台挨拶っちゅうもんを初めて経験した。感動や。金子修介監督が目の前にいた!一番前のドまん中の席やもん。ほんまにドキドキした。だって、あのガメラ3部作を撮った監督やで。ほんまに感激やった。
映画の出来は「ガメラ2」やった。これ、秘密はフィルターにあるんとちゃうかなあ。東宝ゴジラの撮り方とは決定的にちがうトーンやねんなあ。青!ちゅう感じの画面やねん。それと大谷幸の音楽。まあ、そんなマニアックなことを言わんと映画そのものを楽しみましょう。
ほんまに楽しめる映画です。昭和29年の初代ゴジラから50年、日本の防衛軍は平和ボケしていた。その緊張感のない日本を再びゴジラが襲う。通常兵器では全く歯が立たなかった防衛軍にはなすすべもない。しかし、日本には護国三聖獣のバラゴン・モスラ・ギドラがいた!なんというむちゃくちゃな設定!しかし、金子監督の独特の語り口で、なんとなくリアリティが・・・。
バラゴン対ゴジラの肉弾戦はすごい!これぞ、怪獣プロレス!手に汗にぎる大迫力!これだけでも1本映画が撮れる大決闘!死闘!これはすごい!ギャオスにもレギオンにもイリスにも出来なかったこと!
それに比べると、対モスラ戦、対キングギドラ戦はやっぱり難しい!残念なことに、モスラは空からの攻撃では迫力がないし、これといって武器もない。ギドラはクビがじゃまで肉弾戦にはならない。例によって、モスラはすぐやられて、自分のパワーをギドラにあげる。このへんはガメラ2の「不思議なマナの力」を連想させます。すると、まだ成長しきってなかった千年竜王ギドラが復活!無重力光線をはけるようになる。でも、そのギドラのパワーもゴジラに吸い取られて、あえなくダウン。
そこへ登場する宇崎竜童!この人のつたないセリフがなぜか軍人くさくてよかったな〜。スラスラしゃべれる軍人って逆に変やもん。これぐらいのヘタさが妙に合ってた。特攻精神でゴジラの口から体内に入ってミサイルをボーン!すごい!そういう手があったかー!やられたー!まいったー!
これ以上続けるとどんどんマニアックになっていきそうやから、この続きはゴジラのページへつづく!ということにしよう。
それにしても、過去のゴジラ映画、ガメラ映画のオールスター出演で、それを見つけるだけでも楽しい、楽しい!しかし、採点は厳しく、ガメラ2には勝てん。
抽選で当たるはずだったゴジラの皮膚!欲しかったー!ハズレやったー。くっそー。ちくしょー。くれー!!
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