いかにもディズニー映画っちゅう感じの「よくあるスポ根」モノなんだけど、頭よさげなデンゼル・ワシントンがやっぱりカッコいいから参っちゃう!
ときは70年代、まだまだ黒人差別があったころのお話。70年代って聞いただけで、ボクらの世代は完全にノックアウト。思ったとおり、あのころのヒットソングが続々と流れてる。それだけでも涙がドバ〜ッ。
白人の高校と黒人の高校が統合されて、フットボールのチームも合体。そこで起こる人種の壁??いかにもありそうな設定やけど、これは実話。それなりの説得力もあり。黒人と白人の選手の間に友情が生まれて、周囲の人々も巻き込んで行って、チームは破竹の勢いで連勝!ところが、エースの選手が交通事故で下半身不随になっちゃって、チームはどうなる?次の試合は勝てるのか??
ほらね、よくある「スポ根」モノでしょ?でも、素直に泣いちゃうのよね、これが。
「アルマゲドン」で、この人だれ?とか子どもにゆわれて、離婚したママが「セールスマンよ」とか言っておきながら、テレビに出てる宇宙飛行士だと分かったとたんに「あれはセールスマンじゃないのよ。あなたのパパよ」とか言うお調子モンのヨメはんのダンナになってた人(分かりやすい説明やと思うけど)が、もう一人のコーチ役で出ていて、すっごくよかった。
このコーチの子どもの女の子がフットボールおたくで、なかなか笑わしてくれる。
まだ、あれから20年ちょっとしかたっていないのよね。たった20年で人種差別がなくなるのかね。まだまだ、そう甘くはないよねえ。だからこそ、リメンバー・ザ・タイタンズ!というタイトルなんでしょうね。「タイタンズを忘れちゃいけない」ということなのよ。
ってことは、リメンバー・パールハーバーは「真珠湾を忘れちゃいけない」ってことなのか・・・。日本人なんて突然戦争しかけてくるようなヤツラやねんぞー!ってか??う〜ん・・・・
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