う〜ん。これはどないゆうたらええんでしょう?こういう映画をお正月にやってもイイの〜?って感じ???
まず、全編ハンディ・カメラというか手ぶれブレブレのカメラで撮影してるので、画面が揺れる!揺れる!見てたら完全に「乗り物酔い」状態!だんだん気分悪くなってくる。絶叫マシン大好きなヨメはんでも「酔〜た〜」ってゆうぐらいやねんから、誰でも酔うはず。
唯一の救いはビョークの似非ハリウッド風ミュージカル場面。この想像上のシーンはカメラ固定でしっかり撮ってくれてるので酔いません。このミュージカルシーンが全然華やかさのない地味な設定だからこそ、ドラマが増々現実味を帯びて着て、どうしようもないラストへとなだれ込んでいく!
無実の罪をわざと受け入れて(これには深い訳があるんやけど聞かんといて)、絞首刑になる寸前にも、ミュージカルシーンになるんだけど、よく見ると、ここはカメラがブレている!つまり、この歌の場面は現実だってこと!想像じゃなく、現実の世界で心から歌ってるということ。
ビョークってアイスランド??の人らしいから、なんとなく顔立ちが東洋系で、なんか知ってるお母ちゃんゆう感じやし、ああいう人、知り合いにおりそうやから感情移入はしやすい。だから、感動したいのはヤマヤマなんだけど、なにせ船酔い状態。泣けなかった〜。
そして、最後になんとかなるんやろか!という一抹の期待感も、めちゃくちゃ心臓に悪い「音」で打ち消されてしまう!
これが、正月じゃなく、船酔いもなかったら、☆はもっと増えるんだけど、ごめんなさい。
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