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ここは独断と偏見による映画評のコーナーです。
映画館で見た映画だけにしぼってあります。
ネタばれもありますので、まだ見てない映画のレビューを読む時は気をつけてください。
☆は5つが最高です。

●●Movie No.160●●
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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ ☆☆ 2005 Mar.
 ロバート・デ・ニーロは今年62才。ダコタ・ファニングは10才。ってことはお父さんが52のときの子どもっちゅう設定。そーか、そういうのもありってことやな。ふむふむ。

 偉い心理学者のデニーロは家の中でさえ着てる服がちょっとオシャレで、そーゆーとこにも気をつかう人やねんなぁ。これも、あり?

 お母さんがお風呂で手首を切って自殺!というシーンを目の当たりにしてしまったダコタちゃんはそれから精神を病んじまって「チャーリー」という架空の友だちを心の中に作ってしまう。そしてチャーリーの仕業だとしてパパを困らすゲームにはまりこんでしまう。……しかし、10才の女の子には到底できないようなことばっかり起こる。ってことはチャーリーってのはホントにいるのか。隣のオッサンか?ひょっとして……。

 そして、チャーリーの正体が分かった瞬間、今までの謎が全部「なるほど!そうだったのか!」と氷解するかといえば、全然意味分からんのだ。よけいつじつまが合わんように思えて来る。ダメだー。アホには分からんのかー。だから見た後の爽快感ゼロ。ラストシーンの意味深な絵もイランでー。

 持ってたポップコーン落としそうになるぐらいビックリして飛び上がるシーンが1回だけあったのと、どんどんやつれていくダコタちゃんのがんばりで☆はついてますが、ホラーなのかサスペンスなのか、どっちつかずの中途半端さで、邦題の「暗闇のかくれんぼ」と同じぐらいの臭さでした。

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●●Movie No.159●●
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ナショナル・トレジャー ☆☆★ 2005 Mar.
 ニコラス・ケイジとブラッカイマーが組んだわりには意外と地味だったかな?「コン・エアー」の荒唐無稽なドッカーンボッカーンゆうアホらしさはなかった。とは言っても「ザ・ロック」の行けーっやったーっゆう爽快感もなかった。

 ケイジくんが門真のナショナルの地下に隠されたお宝を探しに行くんやが、仲間割れが起こって、どっちが先にそのお宝を取るかというハラハラもんの映画です。ほとんど全部の謎をケイジくんがスラスラ解いて行っちゃうので、悪者のボロミア(ショーン・ビーン)は後をついて行って横取りするだけ。見てる方も考える余裕も無くケイジくんの頭の良さをへーえゆうて見てるだけ。参加できません。

 ついに見つけたお宝の山で豪邸と高級車と美女(トロイのお姫様、ダイアン・クルーガー)をゲットしたケイジくんはうらやましいけど、あれがアメリカ人の夢なのかと思うとたいしたことないなー。

 まあ舞台がワシントン、ニューヨーク、ボストンとお馴染み懐かしの場所だったのでうれしかったけどね。次はフィラデルフィアにも行ってみようと思いました。

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●●Movie No.158●●
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ローレライ ☆☆☆☆☆ 2005 Mar.
 やってくれました、樋口真嗣監督!劇場予告編では「ガメラシリーズ」の樋口真嗣ってクレジットされてたのに、新聞とかでは「ガメラシリーズ」っていう謳い文句が削除されてた樋口真嗣。一般人には「ガメラ」というのは逆効果と判断されてかわいそうだったけど、やっぱりSFを作らしたらウマイ!!

 でっかい伊507のミニチュア作っただけのことあって、潜水艦が映ってるシーンはほんまにカッコええ。「うぉーっ」って唸りながら見た。敵戦艦の大群もCGめちゃくちゃカッコええ。『GMK大怪獣総攻撃』の巡洋艦「あいづ」の取って付けたみたいなクサいCGからは驚くべき進歩。戦艦が落とす爆雷、魚雷がドワーって行くシーンは美しい。水の色が青くてきれい。たいがい潜水艦映画の海中ってもっと暗いんやけど、あえて明るい水色にしたのがいい。

 潜水艦の中での「クリムゾン・タイド」ばりの緊張感もいい。ちょっと「まんま」すぎたけどね。
 秘密兵器ローレライが「ダーク・エンジェル」みたいなミュータントなのも流行り。アウシュビッツを連想させるシーンを入れるとは奥が深いぜ。
 突如敵戦艦のど真ん中に浮上してB29をドカーンってのも「マトリックス」のMr.ミフネを思い出した。「撃てーっ!」って叫んでしまうよ。
 ドイツからもらった潜水艦だからマニュアル片手に操縦してるのも「U571」みたいで楽しい。
 最後は東宝特撮の名作「潜水艦イー57降伏せず」みたいな艦長が頼もしい。立派だ。
 ・・・というローレライのエピソードを老兵士が回顧するという組み立ても、最近よくあるハリウッド流。iPodも登場するし。

 ボクは3回泣きました。参りました。これはいい映画です。ふらふらしとる若いヤツらに見て欲しい映画です。きちんとメッセージもあります。よかったです。

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●●Movie No.157●●
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エターナル・サンシャイン  2005 Mar.
 ジム・キャリーの真面目路線&脚本がチャーリー・カウフマンとくれば、悪い予感がふつふつと沸いて来る。自分だけ分かってて自分だけ楽しんでるような脚本で、訳分からんストーリー。ついついギャグに走りそうになるのをじっとこらえた不自然な(渋いと言えば渋いかもしれん)演技。うむー、心配。見る前の期待感はほとんどナシだけど、『さよならの代わりに記憶を消した』というキャッチだけが救いの光明・・・。

 結果は予感的中!ズバリ的中!イヤな記憶だけ消してくれる会社が登場するので、いわばSF恋愛モノ。時間軸をあっち行ったり、こっち行ったりするので筋を組み立てるのに必死状態。

 恋愛なんて、出会った頃はイチャイチャしててええけど、だんだんいろいろと腹立つことも見えて来て、破局を迎えるもんだけど、何回記憶を消しても、やっぱりその人のことが忘れられないような恋もあるのよってこと。あっそうですかーだ。

 タイタニックのねえちゃんも、スパイダーマンのねえちゃんも、指輪のフロドさまも、みんなダメー!おもろないんじゃー!

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●●Movie No.156●●
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ボーン・スプレマシー ☆☆☆☆ 2005 Mar.
 前作「アイデンティティー」はマット・デイモンという俳優さんのキャラと合わない気がしてなかなか映画に入りきれんとこがあったんやけど、今回、ちゃんとDVD見て復習&予習して見に行った結果、めっちゃおもろかった。マット君も前より男っぽくなってたし。

 ストーリーも混み合ってるけど訳分からん程ではなく、ロケ地もインド〜ベルリン〜モスクワとどんどんモノトーンになっていく変化もおもしろく、カーアクションがえらくリアル?で楽しめた。なぜかNYの中古タクシーでモスクワの街(ただし撮影はポツダムらしい)を逃げて走り回るんやけど、よそ見してたら横から車来てぶつかるとか、避けきれん時はちゃんとぶつかるとか、巻き添えになった車どおしがぶつかっても爆発炎上しないとか、CG使ってても「そんなアホなー」という所がなかった。

 ジェイソン・ボーンのエージェントの基本もしっかり押さえられていて、逃げるときはちゃんと「市内地図」を手に入れとくとか、「電車の時刻表」をチェックしてから駅へ逃げ込むとか、ホテルへ電話して相手の部屋番号を聞き出す方法とか、追いつめられたときの逃げ方とか、一つひとつが納得できるのがおもろい。007みたいになんでもありじゃないところがいい。

 しかし、自分が両親を殺しといて、今さら娘に謝りにいってもアカンでしょう。それで償えたと思うところが、前作同様、ボーンちゃんのボンボン育ちな弱さなのよねー。

 忘れちゃいけないのがエンド・ロールのときのバックのCG。めちゃくちゃカッコいいですからお見逃しなく!こういうところにも気配りするのって、大事なことですねー。最後まで飽きなかったもん。作った人、エライ!

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●●Movie No.155●●
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ワン・モア・タイム ☆☆☆ 2005 Feb.
 ぼくのGS体験といえば、最初はブルーコメッツ。「ブルーシャトウ」のシングル買ったし、なぜかソノシート盤で歌が入ってない演奏だけのベストアルバムみたいなやつも持ってた。
 でもさすがに人気のタイガース、テンプターズも無視できず、シングルとかポスターとか集めたよ。で、大枚はたいて買った「タイガース・オン・ステージ」というLP。そこでローリング・ストーンズの「テル・ミー」とか「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」とか初めて聞いた。

 実はゴールデン・カップス、それよりも前から洋楽、それもマニアックな、まだまだ日本では紹介されていないバタフィールド・ブルースバンドとかジミヘンとかカバーしてたのだ。さすが横浜。米軍居留地。情報のスピードが違う。

 60年代の横浜、本牧を中心に、当時のロック界、若者風俗、ベトナム、ドラッグ、セックスと、いわばカウンターカルチャーがインタビューと当時の映像(誰が残してたんや!と驚く)でつづられていく。ボクら世代の人間にとってはホンマに「共感」できる内容。そうそう、そうやった!と握手したい気持ち。ライブハウスのゴールデンカップのオーナーはなぜか京都のおっちゃんで、唯一大阪弁でしゃべる人が出てきておもろかった。

 ところが、映画の後半は最近、再結成されたカップスのライブ。デイブ平尾は太っちゃって杉良太郎そっくりで、へんな英語でブルース歌うから「へーんなのー」って感じやし、マモルマヌーはもうドラムもたたけんようになってるしで眠たい。ただエディ藩だけはギターうまかった。
 まあゆうても泉たまの「ニュー・ウォーキン・ブルース」「ザ・ウェイト」には負けてるけどね。

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●●Movie No.154●●
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ネバーランド ☆☆☆★ 2005 Jan.
 ジョニー・デップが「バリ」という名前で、出て来る子どもが「ピーター」で、題名が「ネバーランド」………映画が始まってから「そうか、この映画って、ピーターパンの映画やったんかー」って気がついた。なんの予備知識もなく見に行くのって楽しいなあ。

 テレビのCMで、泣ける映画だ!みたいなことをゆうてたけど、ホンマ久しぶりに泣けたわ。あの病気の奥さんに見せるために自宅で「ピーターパン」を上演し、ついにネバーランドが目の前にひらけるシーン。夢を信じ続けられる人だけが見られるネバーランドの世界がそこに!!
 でも、それって奥さんの死を意味するんだよね。ああ、悲しや、ピーター。お父さんに続きお母さんまで。

 そんな悲しい目に会ったピーターに「お母さんはいつでもここにいるよ。信じてごらん。」と言うバリ。こんなときに、言えるセリフじゃないでしょう。そして、ピーターは目にいっぱい涙をためて「うん、見えるよ。お母さんが。」って…。でも、ピーターのこのセリフは実は「プリテンド pretend」であって、バリのためにフリをしているだけだったのかも。こうなると、どちらが大人でどちらが子どもなのか。

 ということで、この映画、pretender と dreamer の違いについて考えさせられる映画でした。

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●●Movie No.151●●
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ゴジラ ファイナル・ウォーズ(3回目)☆☆☆ 2005 Jan.
 結局、北村龍平という監督は女の役者を撮るのがヘタなんやね。演技指導できないんだ。

 水野真紀はいつでも「モデル立ち」してるのに、なんの文句もつけないようだし、菊川怜はナントカ工学の学者やというのに、M機関の全ての作戦行動に付いていけるのはオカシイし、水野久美さんとかがやってる銃撃戦のカッコ悪さにも気づかないようだし、アカンわ。

 まあ、それに比べて、X星人のニイちゃんは3回目でも笑かしてくれるわ。アイツはおもろい。誰や知らんけど。ゴジラmade in USAのヨワッチさを「やっぱマグロなんか食ってるヤツはダメだ」と斬るところはホンマに笑けるで。

 ってことで、ゴジラはドラマ部分が弱いっていう、いわばゴジラの伝統を受け継いだ作品だったということでした。

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●●Movie No.153●●
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エイリアンvsプレデター ☆☆☆☆ 2004 Dec.
 こ、れ、は、おもろい!

 南極大陸の地底にピラミッドがあって、100年に1回、3人のプレデターが成人の儀式としてエイリアンと戦いに来るんや。ほんで女王エイリアンがそのピラミッドの底で鎖につながれてるねん。その女王が産みまくった兵隊エイリアンとプレデターが戦うんやけど、ところがそのピラミッドをどっかの大金持ちも発見して「あるある探検隊」作って宝探しに来るねん。そこで人間vsエイリアンvsプレデターという死闘が始まる。

 訳の分からん設定やけど、完全に普通じゃないこの状況って逆に説得力ある。こういう発想のシチュエーションってゴジラにも参考にして欲しいなあ。例えば、南極の地下に埋まっているゴジラ。そこへ宇宙から飛んで来たガイガン。外の世界との連絡を閉ざされた南極観測基地の隊員たちのサバイバル・ゲーム!とか…。

 それにしてもプレデターってこんなに紳士的な宇宙人やったん?女に優しいプレデター、カッコよかったー。もっぺん行っとく〜っ?

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●●Movie No.152●●
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ターミナル ☆☆☆★ 2004 Dec.
 英語のわからないビクター(トム・ハンクス)が空港で生活することになり、そこで働く移民&低所得者層の人らとあったかい人間関係を作って行く。彼には果たさなければならない約束があり、美人スッチー(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の協力もあって、ついに外の世界へ!

 それにしても、全然英語知らんビクターがあっという間にしゃべれるようになるなんてスゴイ。さすがにきちんとした英語じゃないけど、言いたいことしっかりしゃべれるようになるなんて、NOVAより空港に住むことやね。

 ほんとにほのぼの平和な映画やねんけど、空港管理のエライ人がもっとビクターにいじわるしたほうが盛り上がったんとちゃうかなー。いやがらせしたんは1回だけやったでしょ?もっともっとビクターのジャマをして、ビクターが飄々とそれをクリアしていくというシーンも欲しかったかな?

 ついに空港の外へ出たとき、JFK空港のターミナルの窓にマンハッタンの景色が映り込んでた。実際には地理的にありえないんやけど、やっとのことでニューヨーク・シティに出られたーという「パァーッ」とした雰囲気を作るのにはぴったりの合成でした。

 ユーモアありギャグありホロっとさせるとこありで、いかにもトム&スピルバーグの作りそうな上質・本道路線でした。ゼータがなんともかわいらしい感じのキャラでよかったです。

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●●Movie No.151●●
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ゴジラ ファイナル・ウォーズ ☆☆☆ 2004 Dec.
 ☆ゴジラ
  かなりヤル気が感じられるけど、顔(特に口)がおかしい。まるで影絵の犬みたい。下アゴがペラペラ。背びれがシンプルすぎ。あまりにも細い腕とか足と背びれの貧弱さがバランス悪い。でも放射熱線を吐く技がカッコよくなった。シッポ攻撃で相手の動きを止めておいて、振り向き様にバーっと吐く。これはカッコいい。

 ☆怪獣のデザイン
  せっかくリニューアルしたのにカッコ良くなってるのはアンギラスとエビラ、クモンガ、カマキラスという脇役たちだけ。残念!

 ☆怪獣の対戦
  ガイガン復活してくれたのはめっちゃうれしい(ゴテゴテしすぎ)のに、対決はあの程度かよ。カギ爪攻撃を素手で受け止めて、いきなりの放射火炎で首が吹っ飛んでおしまい!そんな弱いガイガン見たくないんじゃー。期待してたのになー。
  クモンガの糸を持って振り回したらクモンガがぴゅーっと視界から見えなくなって飛んで行った。あそこでキラーンって星になってたらよかったのにね。
  めっちゃ走りが速くなったアンギラスと突進してくるキング・シーサー、さらに飛び込んでくるラドン、この三つどもえの攻撃をゴジラどうかわす!なんとアンギラスの頭踏んづけてジャンプしたらキング・シーサーとラドンは同士討ち。こういうノリは昔の「プロレス対決」風でよろしい。
  さらにキング・シーサーがボール・アンギラスをシュート、それをゴジラが両手で阻止。サッカーみたいなこういうノリもよろしい。
  カマキラス自体はかなりカッコいい。あの羽の音といい、振動といい、それっぽい。でもポイとつかまれて投げられたら電信柱みたいなのんに串刺しなんて安っぽい。どうせならゴジラに胴体を引きちぎられるぐらいのことはせにゃあ。
  エビラはミュータントの松岡くんたちと対戦。まあ、よう出来てた方やな。
  ヘドラは最後のエンドロールのバックでちょろっと出てくる程度。もったいない。
  モンスターXは登場しかたがまるでイリスでした。ふわーっと下降して来たとこなんかパクリ。あまりにもデザインが人間っぽくってイヤでした。それがカイザー・ギドラに変身する!なんとぶさいくなキング・ギドラ。これもイヤ!ゴジラのエネルギーを吸っている〜?またこのネタ〜?イヤーっ!
  でも久しぶりに好戦的なゴジラでよかった。前作「東京SOS」のゴジラは全く戦意がなかったもんね。

 ☆音楽
  キース・エマーソン!!EL&P!!時代おくれ!がっくり。どうせなら「タルカス」のアルマジロ・タンクが登場してたらオモロかったのに。

 ☆ちょっと褒めておこう
  一番よかったのはタイトルバック。今までのゴジラの歴史を一瞬にして見せたあのセンスは素晴らしかった。これはいけるんじゃない?と、これから始まる本編に期待したけど、そのタイトルバックはハリウッド(スパイダーマン2とかセブンとかの人)に外注したもんでした。やっぱりなー。

 ☆ゴジラの悲劇
  結局のところ、ボクのようなゴジラ・ファンは一体どんなゴジラだったら納得するんだろう。これが最後だから人気怪獣いっぱい出します。お祭りのようにしますと省吾氏はゆってた。でもお祭りっぽいというよりも北村氏の好きなように「こんなアクションやったらスタイリッシュでカッコいいんじゃない?」感覚でヤラれちゃってた。だから納得とはほど遠い。
  「大戦争ゴジ」が登場。今のお笑い路線で今までのゴジラ映画をセルフパロディで見せるお祭り映画、カメオ出演満載にしてたら納得したか?
  「ビオ・ゴジ」が登場。平成ガメラのような軍事シュミレーションにして、ありそうなリアルさで描いてたら納得したか?
  今回のゴジラで、X星人の操る旧ガイガン、アメ・ゴジとの壮絶なバトルに絞って、もっと対決シーンで見せてたら納得したか?

  結局、50年間、ファンそれぞれが勝手なイメージ、ゴジラはこうでなきゃというものを強く持ってしまったために、誰がどないがんばっても全てのゴジラ・フリークを納得させられる映画は撮れない(あんなに救世主だと思われた金子氏でも納得というレベルまでは届かなかったでしょ?)というのがゴジラの悲劇なんでしょう。同情します。でも、これで終わりとは言わず、これに懲りず、ゴジラは撮り続けて欲しいです、東宝さん!ハリウッド監督で「着ぐるみ」で撮るという発想もおもしろいかもよ。ローランド・エメリッヒ、再登板とか。または初代ゴジラのハリウッド版リメイクとか。

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