「その日、地球がゆがんだ」というキャッチコピーは、もひとつやねえ〜。「この夏 未体験の嵐と感動が押し寄せる」というフレーズもだっさいね〜。
しかし、映画はなかなかのもんやった。「Uボート」のウォルフガン・ペーターゼン監督が再び海のドラマを撮った!今回の海はILMによるCGだけどね。ジョージ・クルーニーがあんまり活躍せえへんから渋さが目立ってよかった。
さて、お話は漁師さんと海の戦い。魚を求めて遠いところまで来て、大漁になって大喜びで帰ろうとしたら、そこには台風が三つもおって、「パーフェクトな嵐」になったわけ。その嵐をつっきって港へ帰ろうとするんやけど・・・という大変シンプルな物語です。わかりやすい。漁船のクルーたちの人間ドラマもいいよ。港で待ってる女たちもいいよ。なかなかいい!
登場人物が死なない!のは「エアフォース・ワン」と同じ監督とは思えん!あの映画はええモンが死にすぎ!でも、この映画では・・・。
CGの海は、これまたかなりいい。「タイタニック」の海よりもまたまた技術が進歩してるみたい。水ものはCGではムズイんだけど、かなり本物の水との合成がシックリいって、きれい、こわい、息もつまる、つい息を止めてしまう程。
「アルマゲドン」にも出てたNASA側の人(核爆弾のコードを切る人)が、いい演技してた。「スターシップ・トルーパーズ」のリコの上官の人も出てた。他にも、他の映画でチョイ役で出てた人がいっぱい出てた。知ってる人が出るとうれしいです。見てるだけで酔うかもしれんけど、迫力あるでー。おすすめ!
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