当時の少年雑誌にあった「挿し絵」チックな仕上がりですが、南極昭和基地と雪上車とペギラです。ご丁寧にも避難するペンギンまでくっつけちゃいました。雪上車は「反重力」とやらで空中に浮かんでる方がよかったかな?
なにしろペギラはウルトラQの「ゴジラ」という扱いだったから、ドラマのストーリーもすごいし、ミニチュアも特撮もすごかったね。
「ペギラが来た!」では南極越冬隊員の悲恋と万条目くんのほのかな恋。「東京氷河期」では元ゼロ戦パイロットの出稼ぎ労働者が宝石泥棒になるわ、その息子が秋田から上京して父探しをするわ、最後には特攻でペギラをやっつけ、父の遺骨を抱いて上野から列車で帰郷する子ども!
こんなすごいドラマを30分の番組で特撮を交えて撮っちゃうという時代には驚く!