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ここは最近買ったCDについて文句を言うコーナーです。
こういうのは完全な趣味の世界ですから、買うときの参考にはなりませんのんで、あしからず。

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ジェネシス "プラチナム・コレクションズ"
GENESIS "PLATINUM COLLECTIONS"
 ジェネシスのベスト。年代順に新しい方から並んでます。フィル・コリンズがおらんようになったジェネシスからも1曲だけ入ってます。

 さて、よく「デジタル・リマスター」版とかゆうてますが、アナログからCDにする際に絶対やることやからわざわざゆわんでもええと思ってたのですが、どうもこのジェネシスのデジタル・リマスターは「かなりイジりましたよ。オリジナルの良さを押さえつつ、さらにカッコよく今風に仕上げました」という感じで、LPで聞いてた頃のイメージとは「あれ?こんなんやった?ちょっとちゃうやん」と気付くぐらいのリマスター処理がされております。

 クリムゾンのフリップさんもこの手法を使って「宮殿」以降の初期のアルバムに手を加えて再発するつもりだそうで、またまた商売上手が発揮された格好です。

 で、内容はというと各アルバムからの名曲をほとんど網羅していて満足度もかなり高い出来です。でも3枚組でここまでやってくれるんなら「あの曲も入れて欲しかったなー」という欲もでてくるんですが、それでもかなりいいです。ジャケットもかわいいし、今年度ベストアルバム候補と言ってもいいでしょう。

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オールマン・ブラザーズ・バンド "フィルモア・イースト・ライブ"
THE ALLMAN BROTHERS BAND "AT FILLMORE EAST"
 ボクにとってのオールマンのイメージって、70年代のライブハウスなんだよね。大学の帰りにちょっとライブハウスに寄ろう。どんなんやってるかな〜?あ、今日はブルースや。おっ!今日はウエストコーストやぞ。サザン・ロック系かな?やった!ハードロックや!(まちがってもヘビメタ系じゃない)という感じで、バーボンハウスなんかよくのぞいたもんです。

 あの当時のダンパ(ダンスパーティ)でもディスコじゃなくて、なぜかブルース系が多くてね。なぜか我が西村電鉄でさえもダンパの出演依頼がよくあったもんです。

 ということで、この名作、文句なしです。71年のライブだからフィルモアが閉鎖される年、フィルモア最後の年ですね。
 ジャケット写真がめっちゃカッコいいです。メンバーの写真を載せたジャケットでは最高傑作じゃないですか??
 もし泉たまの3枚目が出るんなら、ジャケットはこんな感じにしましょう。絶対に似合わんから逆におもろいかもよ。

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オールマン・ブラザーズ・バンド "ブラザーズ・アンド・シスターズ"
THE ALLMAN BROTHERS BAND "Brothers and Sisters"
 当時のサザン・ロック・ファンを完全にノックアウト(他のええ言葉が見つからん)した、あの2曲、「ランブリン・マン」と「ジェシカ」が入った名作。この2曲のために買ったけど、他の曲はやっぱりインパクト不足で、どっちつかず。けど、この2曲さえあれば、このアルバムは充分でしょう。
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ハンブル・パイ "パフォーマンス〜ロッキン・ザ・フィルモア"
HUMBLE PIE "PERFORMANCE ROCKIN' THE FILLMORE"
 71年のフィルモア・イーストでのライブ。ジャケットの写真にフィルモアの看板があって、これからどんなバンドが出るんだ?というところに「ブラッド・ロック」「フランク・ザッパ」「モビー・グレープ」「バーズ」なんて名前が見える。いい時代だなー。最高の時代やね。

 ちゃんとしたロックをやってるバンドが数少なくなってきた(ほとんどない)今の時代にこそ、こういう音楽をちゃんと聞いて欲しいなあ。

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サンタナ "キャラバンサライ"
Santana "Caravanserai"
 72年ですか、これ。確か、これ出たとき、ロックファンはYESとNOに分かれたよなあ。

 今までのラテン・ロックの良さはどこへ行った!ジャズというかプログレというか、なんだこの頭でっかちなロックは!歌、少なすぎーって感じのNO派。
 これはすごい!完全に新しい境地!これこそカルロス・サンタナの真骨頂!これぞ、新しいロック!無限の可能性!って感じのYES派。

 当時のボクはNO派でしたね。理解できんかった。難しくなったと感じたもん。

 でも今聞いたらすごいです。逆に今聞いてもすごいって、一体どーゆーことなんだ?ホンマにすごいんや。

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マイケル・ジャクソン "スリラー"
Michael Jackson "Thriller"
 82年のアホみたいに売れたアルバムを、今ごろ買うのもアホみたいやけど、「スリラー」の踊りをテレビでちょろっと見たりすると、無性に「スリラー」が聞きたくなるのもアホみたい?
 ところが映像の力というか、映像の魔術というのか、不思議な話やねんけど、あの頃MTVで見てた「スリラー」とはなぜか「違う」のだよ。音だけやったら違和感があるのよ。「こんなんとちがーう!」という感じ。結局、映像といっしょじゃないと曲の魅力が半減ってことなのか。

 でもこのスペシャル・エディションゆうやつはクインシー・ジョーンズのインタビューとかイランもん入れ過ぎ。

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キング・クリムゾン "ライブ・イン・フィラデルフィア"
King Crimson "Live in Philadelphia, PA. July 30, 1982"
 うむ、これはライブ盤としてちゃんと聞ける内容だ。これなら許す。
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プロジェクト3 "ライブ・イン・オースティン"
ProjeKct Three "Live in Austin, TX. March 25,1999"
 またやられた。
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リンダ・ロンシュタット "ザ・ベリー・ベスト・オブ"
LINDA RONSTADT "the very best of"
 なつかしい!歌うまい!抜群の選曲のセンス!

 でもボク的にはウエスト・コーストにハマってたころの曲が好き。ちょっと前のデュエット曲はあまりにもポップス色強すぎていやらしい。

 モンキーズのマイク・ネスミスとバンド組んでたときの曲がめっちゃ懐メロなのがいいですよ。

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ディープ・パープル "30・ベリー・ベスト・オブ"
deep purple "30th anniversary collection~very best of~"
 某ジャンボ・カラオケ広場へ行ったときのこと。

 飲み放題だ!っちゅうんでチューハイ頼んで歌いまくること1時間半。電話が鳴って「お時間、5分前になっております。」
 「おいおい、ねーちゃん。飲み放題やゆうてチューハイ頼んだのになーんにも来てないんやで。それで5分前ですはあんまりちゃうけー!」
 「すいません。ちょっと待ってください。」と、店長らしき人にかわる。
 「すいません。お時間、30分延長させていただきます。」
 「たったの30分かよー。まあしゃーないな。」

 しばらくしてやっと1杯目のチューハイが来る。「おい、にーちゃん。さっき電話でキャラメル・パフェたのんでんけど、それもまだやねんけどなー。」
 「すいません。コーン・フレークが品切れでできないんです。」
 「ああ、そうけ。はよゆえや。しゃーないのう。」

 そして、また電話。「あのー、お時間、5分前になっております。」
 「はいはい、わかりましたよー。」
 すると突然、にーちゃんが走り込んできて「チョコ・パフェお持ちいたしました。」
 「なに〜!あと5分やっちゅうときになってチョコ・パフェかよ!たのんだのはキャラメル・パフェやねんけどなー。それもさっきコーン・フレークないからできへんゆうたんちゃうんけー!なんじゃー今ごろっ!」

 でも、食べなソン、ソン!2分で食べた。

 お金払ってレシートをしげしげと見たら、チョコ・パフェは明細に入ってなかった。ラッキーやったのか、どうなのか、微妙。

 そのときのカラオケで王様の「深紫伝説」久しぶりに歌ったから、シングル・バージョンのベスト盤を買ったというお話でしたー。めでたし、めでたし。

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